メスガキに勝つために ~木人破壊編~

~前回までのあらすじ~

メスガキに勝つ、ただそれだけのために半年を費やしていたぷにでらであったが、並行していた食事制限のほうが功を成し大して筋肉はつかないまま24キロの体重を失ってしまう…

 

適正以上に痩せたことにより防御力を失った上に、火力や速力は大して変わらないことからメスガキに半年前以上にひどい目に合わされるのであった…

 

しかし、メスガキに負け続けたぷにでらの心だけは折れなかった、そして不要な体重を失った今ならばあとは力を得るだけではないのか?そしてそれさえ手に入れることができればメスガキに打ち勝つことなど容易ではないか?そう考え折り返しの半年が始まるのであった…

 

すべては時間と精神をメスガキに勝つためだけに費やし、それが全く意味なく徒労となりて、メスガキに完敗し、己の費やした時間が無駄であったことによる”敗北”を味わうために……

 

そして、3か月の月日が流れた―――――

 

 

 

結果としては危険度18のメスガキ位ならば腕3本と代償に引き分け可能なレベルになりました。

 

 

前回からの改善点としては胸を大してやらなかったためとりあえず胸を何とかしようとしました、またメスガキの攻撃に耐えられるように全体的な見直しも行いました。

 

メスガキ討伐ギルドから貸し出される木人メスガキ(初級編)に挑戦したところ(この木人が倒せれば危険度20のメスガキを討伐できるとされる)

 

残りHP68%で時間切れとなりました。

 

今回は折り返しである半年の丁度中間であるためメスガキに挑戦は行いませんが、この調子で行けばおそらくは決戦の日にはメスガキを倒すことができるでしょう。

 

唯一不安があるとするならば私が負け続けているメスガキの危険度が不明であること。

 

まあ危険度30越えのハイランク・メスガキなんて隣の山を越えて大瀑布の向こうにある大陸にしかないといわれているので、かのメスガキは測定できないだけで対して強くはないでしょう。

 

それではまた次回お会いしましょう、きっとメスガキを倒したとの報告ができると思われます。